ボトックスの効果とデメリット
しわ対策として注目をあびているのが、ボトックスという美容術ですね。
ボトックスとは、ボツリヌス毒素を注射する施術で、筋肉を麻痺させて
シワをできにくくするものです。メスを使わずできる「プチ整形」なので、
簡単なしわ取りとして、ボトックスの人気は、年々高まっているようです。
とはいっても、ボトックスはすべての皺に効果があるわけではなく、いわゆる
表情じわに高い効果が期待できます。笑ったり話したりするときにできるシワ
があらわれにくくなりますが、それ以外の加齢や乾燥によるしわには、さほど
効果はありません。
最近は、ちょっとやり過ぎ感の強い人もＴＶなどでチラホラ見かけますね。
笑っても笑いじわなどの表情じわができないのでやや不気味です。
あ〜、ボトックスしてるな・・・とすぐにわかってしまいます。
また、いくら人気があるとはいえ、「ボツリヌス毒素」という響きに抵抗が
ある人も多いはずです。そのような場合は、他のしわ対策を考えた方が
無難でしょう。 不安をかかえたままの施術は望ましくありません。
他のデメリットとしては、ボトックスの効果は永遠ではなく期限があり、効果
を持続させるためには、定期的に施術する必要があります。また、大量に
注入しすぎた場合には、まったくの無表情になってしまうこともあるようです。
そういったマイナス面も理解していないと、トラブルにもつながりますから、
施術前に医師にしっかり話を聞いておきましょう。
最近は、塗るボトックスというものも話題になっていますね。正確には、これは
ボトックスではなく、似たような作用を持つアルジリンやマイオキシノールという
成分が配合されている化粧品のことをいいます。ボトックスほどの即効性はあり
ませんが、家で気軽に試せるのでしわ対策に抵抗なく使えるのではないでしょうか。
塗るボトックス
塗るボトックス化粧品は、ボトックス成分が含まれている訳ではなく、ボトックスの
ような効果が得られるアルジルリンというものです。いつものスキンケアでシワが
軽減できる1万円前後の美容化粧品ということで、人気があります。
アルジルリンはアミノ酸の一種で、筋肉の動きを麻痺させる効果で顔のシワに
有効であるとのこと。皮膚の薄い目元などに適しており、美容効果が表れる目安
は、およそ1ヶ月くらいとされています。
使い方
洗顔後に化粧水で肌の状態を整え、シワの気になるところにボトックス化粧品を
丁寧にぬりこみます。数分で塗りこんだボトックスは乾きますので、クリームや
美容液などの保湿化粧品で保湿ケアします。
